富士通 note PC SH54/G ディスプレーパネル ベゼルの外し方、ヒンジ剥がれの修理 メモ Besel Hinge

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富士通PC SH54Gのディスプレーパネルのベゼルの外し方、ヒンジ剥がれの修理 メモ 2025/12/8

・ノートパソコン 富士通製 SH54Gのディスプレーのフタ(LID)を開くとき、左側のヒンジ部分で
デスプレイカバー(ベゼル)がはがれそうになり開くのが困難になりました。
壊れそうなので分解してメンテナンスしました。

以下はその作業の記録メモです。


MEMO
1. 修理対象のPCについて
ディスプレイ左側のヒンジ(蝶番)が固くベセルが剥がれそうになリました。
浮き上がりをテープで固定して使用していたが破壊が進行しそうになったので修理してみた。
(構造と作業概要)
富士通製のノートパソコンSH54/Gは、LIDの外側面とキーボード面が金属(アルミ合金)製です。
作業は2段階で。
①同様の問題で練習用に使える故障機材があったので初めにそれを分解してヒンジ部分の構造を調べた。
その結果、ヒンジはディスプレイのLID(蓋)のアルミ板に接着材で固定されていることが判明した。
エポキシ系の2液混合接着剤で接着すれば良いことが判った。
②修理対象の実機材のPCは最小限の分解で済ませて復活させた。

1. 分解
①ヒンジは本体にネジで固定されている。
・本体の分解が必要だが今回はこの手順詳細説明は省略。(裏側ネジ外し→キーボード面外し)
・LCD交換や今回のヒンジの再接着作業では本体側のネジは外さなくて良い。
・LCDパネルはベゼルを外すと蓋の中で位置決め枠内にはまっているだけでベゼルだけで固定さている。
 ベゼルを外せばLCDパネルは取り出せる。(LCDパネル交換は容易にできます)
 LIDは120度くらい開いた状態で作業をするとやりやすい。
②ベゼルを外す手順。
・LCDはネジ止めされていないのでベゼル分解中にLCDが手前に動いてしまうので扱いに注意。
1)先ず左右ベゼルの中央付近を手の爪でパネルから剥がすように浮き上がらせパネル中心方向に引くと固定爪が外れる。
 ベゼルの材料はバネ性が強く比較的丈夫。左右ともエッジの上端まで剥がしを広げる。
 2)上部はベゼルをパネル中心方向に引き下げると固定爪が外れる構造。
 左右のベゼルを外しながら、上部角の部分でベゼルを下方に引きながら角部分を外す。
 角部分のベゼルが外れたら左右のベゼルを持ち、ベセル上方部分を下方に引き下げ順に固定爪を外していく。
 ベゼルの上部がすべて外れる。ベゼルは薄く ペラペラ。
3)下部は、基本的にパネル上方(パネル中心方向に)に動かすと外れる構造。ヒンジカバー部分も同じ
 外側下方中央部の突き合わせ部分にへらを入れ広げる。
 下部ベゼルのパネルガラス側を剥がすように浮き上がらせ持ち上げる。
 エッジ部分を上方に引き、ベゼル下部を外す。
③LCDの分離
 LCDがこぼれるように外れるので、保護のためキーボードにタオルを敷きLCDを載せる。
 LCDの裏面の配線コネクタは付けたままでもOK。配線の位置はなるべく動かさない。
 なお、LCDコネクタはセロテープを剥がして抜けば簡単に外せる。(LCDを分離できる)

3. 修理
(剥がれたヒンジの再接着修理)
・左右ヒンジ(金属)は、LID(ふた)の表面のアルミ板に接着剤で貼ってある。
・ヒンジ上にはヒンジの位置決め用のプラスチック部品が覆っていて、両面テープでヒンジに貼ってある。
・今回の故障は、LIDを開くとき左側のヒンジ部品がアルミ板から剥がれて、
 LCDのベゼルプラスチックを押し開きベゼルが浮いてしまう症状になったものです。
(修理)
・剥がれた部分をできるだけ広げ、接着両面にエポキシ系2液混合重合形接着剤(アラルダイト)を塗った後、
 プレスクランプで丸1日の間、加圧固定して再接着しました。
 これで 完全に修復できました。

4. 写真と備忘メモ
・分解後のLCDベゼル (爪の位置確認)
・ヒンジ部分の構造と、はがれた部分の動画
・接着の様子。
・ベゼルを外して、LCDを取り出した写真


① 事前分解練習
 1) ベゼルの内側のようす(爪の受け口: 右/上端)
  
   ベゼルの内側のようす(爪の受け口: ベゼル右/上端)

 2) ベゼルの内側のようす(爪の受け口: ベゼル右/上端の拡大)
  
   ベゼルの内側のようす(爪の受け口: ベゼル右/上端 拡大)

 3) ベゼルの内側のようす(爪の受け口: ベゼル下端の様子)
  
   ベゼルの内側のようす(爪の受け口: 下端)

 4) ベゼルの内側のようす(爪の受け口: 下端 拡大)
  
   ベゼルの内側のようす(爪の受け口: ベゼル下端 拡大)

 5) ヒンジ部分 拡大 (PC本体側のヒンジ固定ネジは外してある)
  
   ヒンジ部拡大。ヒンジは接着用金属板(部品)に2本のビスで固定されている。

 6) ヒンジ部分の接着が剥がれている様子 (動画) Youtubeにもあります(こちら)
  
   ヒンジをふたに固定する品族部品の接着が剥がれている様子。


 7) ヒンジ部分 接着後
  
   接着後のヒンジ部拡大。わずかにはみ出した接着剤が見える。

 8) ヒンジ部分 接着後 クランプで圧迫固定
  
   ヒンジ部分 接着後 クランプで圧迫固定。

② 修理対象のPC
 9) 本番のPC 全体
  
   全体。

10) PCの問題部分。 左側ヒンジ部分
  
   LCDべゼルは2枚のプラスチックのはめ込みで固定されている。

11) PCのベゼルを外した様子
  
   LCDパネルは外してキーボードの上に乗せて作業した。
    LCD:LG社:LP133WH2(TL)(L4)

12) PC ヒンジ再接着後でテスト。ベゼルはめ込み直前。
  
   まだ左下に圧迫用クランプがついている状態だが正常に動作している。


3.メンテ結果
 修理後、ディスプレイを開くとき特別に気を使わずにスムーズに開けられるようになりました。
 順調に動いています。
 小型で使いやすいモデルなので、またしばらくはたらいてもらうことにします。
 無事にメンテを完了して めでたし めでたし。

 (^|^;)


(参考情報)
・富士通 LIFEBOOK SHシリーズ (2012年1月発表)
・仕様: https://www.fmworld.net/fmv/pcpm1201/sh/spec/#modelSelectBtnSCustom
・CPU: CPU core i3 2350M 2.30GHz、 メモリ:DDR3:8GB, SSD:256GBに換装済。
・インテル® Core™ i3-2350M プロセッサー: 32 nm, PPGA988
 https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/sku/53438/intel-core-i32350m-processor-3m-cache-2-30-ghz/specifications.html